ISPC2026 (International Social Prescribing Conference 2026) @ Kyoto University

5月27日〜28日に、京都大学で社会的処方に関する国際シンポジウムが開催されます。社会的処方とは、イギリスで始まった取り組みで、高齢者や障害者など、社会的に孤立する可能性のある人々に対して、医療者がリンクワーカーを介し、アート、レクリエーション、スポーツなど地域のさまざまな活動へつなぐ仕組みです。孤立による身体的・精神的健康の悪化を予防することを目的としており、まだ研究途上ではあるものの、一部では医療費削減効果も報告されています。

日本でも徐々に浸透しつつありますが、イギリスとは異なる医療制度の中で、社会的処方を日本のプライマリケアにどのように取り込むかという制度設計上の課題に加え、限られた財源や人的資源など、解決すべき点はまだ多く残されています。

今回のシンポジウムは、日本における社会的処方の現状を把握するうえで非常に貴重な機会になると思います。私自身も、日本や他国の現状を知ることで、今後の研究テーマや制作のアイデアなど、さまざまなインスピレーションが得られるのではないかととても楽しみにしています。

なお、興味のある方は、2024年4月24日までに早期参加登録をすると割引価格で参加できます。